『SAO オーディナル・スケール』のランキング制度を考察|現実に実現したらどうなる?

※この記事には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のゲームシステムに関する内容が含まれます。

ゲームをプレイしていて、自分のランキングが気になったことはありませんか?

全国で何位なのか、上位プレイヤーとの差はどれくらいあるのか。ランキングは自分の実力や立ち位置を分かりやすく示してくれる仕組みです。

そんなランキング制度を、現実世界を舞台にしたゲームへ取り入れた作品が『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』です。

個人的に、この作品に登場するARゲームの仕組みは非常に魅力的だと感じています。

特に面白いのが、現実世界でモンスターと戦えること、そしてプレイヤーの順位が可視化されるランキング制度です。

さらに、もしこのようなゲームが社会全体に普及したら、ランキング上位者が現実世界でも有名人になり、新しい評価基準が生まれる可能性もあるのではないでしょうか。

今回は、オーディナル・スケールのランキング制度がなぜ魅力的なのか、そして実際に現実世界で導入されたらどうなるのかについて考えていきます。

 

オーディナル・スケールのランキング制度とは?

まずは、作品に登場するゲームの仕組みを簡単に紹介します。

『オーディナル・スケール』は、ARデバイス「オーグマー」を使用して遊ぶゲームです。

VRゲームとは異なり、現実世界そのものがゲームのフィールドとなります。街中に出現するモンスターを討伐したり、アイテムを収集したりすることで、プレイヤーはランキングを上げていきます。

そして、このゲームの大きな特徴が、ランキングによってプレイヤーのステータスが決まることです。

上位プレイヤーほど強力な力を持ち、対人戦ではランキングの差が勝敗を左右する要因になります。

つまり、単に実力を示すだけではなく、ランキングそのものがゲーム内での強さにも影響する仕組みになっているわけです。

こうした制度には面白さを感じる一方で、少し不公平なのではないかとも思います。

では、そもそもランキング制度の何が魅力的なのでしょうか。

 

ランキング制度が魅力的な3つの理由

私がランキング制度に魅力を感じる理由は、大きく分けて3つあります。

 

① 自分の実力や努力が可視化される

まず一つ目は、自分の順位が分かりやすく表示されることです。

これはオーディナル・スケールに限らず、多くのゲームに共通する魅力だと思います。

例えば、全国ランキング100位に入ったとします。

その数字が嬉しいのは、自分の努力が結果として表れたり、他のプレイヤーよりも上位にいることが分かったりするからではないでしょうか。

個人的には、順位そのものというよりも、順位を上げることによって得られる達成感や承認欲求、他のプレイヤーに対する優越感などが大きいと考えています。

ランキングは単なる数字ではなく、自分の実力や努力を可視化し、それを他人にも示せる仕組みです。

だからこそ、ランキング上位に入ることには大きな魅力があるのだと思います。

 

② 明確な目標が生まれる

二つ目は、ランキングによって目標が生まれることです。

「次は全国100位以内に入りたい」

「あのプレイヤーを追い抜きたい」

こうした目標があることで、ゲームを続けるモチベーションにもつながるのではないでしょうか。

特にランキングが全国共通であれば、自分よりも上位にいるプレイヤーが明確に分かります。

もちろん、順位だけがゲームを楽しむ理由ではありません。

しかし、私はランキングのような競争要素がある方が、ゲームに熱中しやすいと感じています。

 

③ 上位になることで報酬や承認を得られる

三つ目は、ランキング上位に入ることで得られる報酬や特典です。

ただし、個人的には順位が表示されるだけでは少し物足りません。

もちろん、ランキング上位に入ること自体にも価値はあります。

しかし、私自身は称号だけを報酬として、本気で全国上位を目指すかと聞かれると、おそらくそこまで熱中しないと思います。

ゲームやイベントには参加するでしょうが、ランキング上位を目指して努力するかどうかは別の話です。

そこで重要になるのが、順位に応じた報酬や特典だと考えています。

例えば、上位プレイヤー限定のアバターや称号、特別なイベントへの参加権、現実の店舗で利用できるクーポンなどです。

こうした報酬があれば、ランキングを上げることに新たな価値が生まれます。

特に面白いと思うのが、ゲーム内の実績が現実世界での利益につながる可能性です。

 

ランキング上位者が有名人になる世界

仮にオーディナル・スケールのようなゲームが社会全体に普及したとします。

そうなれば、全国ランキング上位のプレイヤーは自然と注目を集めるのではないでしょうか。

例えば、大規模なイベントに全国ランキング1位のプレイヤーが参加すれば、周囲のプレイヤーから注目されるはずです。

イベントが終わってランキング表示が消えたとしても、その人が全国1位だったという事実まで消えるわけではありません。

つまり、ゲーム内の評価をゲームの中だけで完結させるのは難しいと思います。

 

ゲームの実績が現実世界での評価につながる

これは現実のYouTuberやプロゲーマーにも通じる話です。

知名度が高まれば、企業からスポンサー契約の話が来たり、イベントに出演する機会が生まれたりする可能性があります。

もちろん、ゲームがどれほど普及するかにもよりますし、実力が高ければ必ず人気が出るわけでもありません。

企業が広告目的で起用するなら、ランキング1位の無名プレイヤーより、ランキング100位でも人気のあるプレイヤーを選ぶことは十分に考えられます。

それでも、ゲームでの活躍が現実世界で評価されるようになれば、ランキング制度はさらに魅力的なものになると思います。

 

ランキングが現実社会の新しい評価基準になる可能性

さらに考えてみると、ランキング制度は現実社会に新しい評価基準を生み出す可能性もあるのではないでしょうか。

例えば、学校や職場に全国ランキング10位のプレイヤーがいたとします。

そのゲームが社会全体に普及していれば、周囲の人たちも、その人が全国トップクラスのプレイヤーであることを知っているかもしれません。

そうなれば、ゲーム内の実績が日常生活での知名度や評価にも影響する可能性があります。

今でも、YouTubeの登録者数やSNSのフォロワー数など、インターネット上の数字が現実社会での評価につながることがあります。

それと同じように、ARゲームのランキングが、その人を評価する一つの指標になる未来も考えられます。

もちろん、ゲームが上手いからといって、その人のすべてが優れているわけではありません。

しかし、社会全体で多くの人が参加するゲームであれば、ランキング上位という実績そのものが大きな価値を持つ可能性があります。

そして、ここで重要なのは、ランキングによる評価がゲームをプレイしている時間だけに限定されないことです。

イベントが終わっても、ゲームを起動していなくても、その人がランキング上位者だったという認識は残ります。

ゲームでの実績が、現実世界における一種の社会的なステータスになる。

そんな世界が実現したら、非常に面白いと思います。

一方で、ランキングによって人の価値まで判断されるようになれば、問題も生まれるでしょう。

ゲームが上手い人ばかりが評価されたり、ランキング下位の人が不必要に劣等感を抱いたりする可能性もあります。

だからこそ、ランキングはあくまでゲーム内の実績を示すものとして扱う必要があると思います。

それでも、ゲームと現実社会の評価がつながるという仕組みには、大きな可能性を感じています。

 

上位者がさらに強くなる制度は不公平ではないか?

一方で、オーディナル・スケールのランキング制度には気になる部分もあります。

それが、ランキング上位者ほどゲーム内で強くなるという仕組みです。

一般的な対戦ゲームのランキングでは、プレイヤーの実力や対戦成績が順位に反映されます。

しかし、オーディナル・スケールでは順位そのものがプレイヤーの強さを左右します。

これは少し不公平ではないでしょうか。

もともと上位にいるプレイヤーがさらに強くなれば、下位のプレイヤーが追いつくことは難しくなります。

特に新規プレイヤーにとっては、大きな壁になってしまうでしょう。

 

ランキングを上げる価値と公平性のバランス

ただ、この制度にも面白い側面はあると思います。

上位に入ることで強くなれるなら、それだけランキングを上げる意味が大きくなります。

ランキング上位を目指さなければ対人戦で不利になるため、プレイヤーに競争への参加を促す効果も考えられます。

もっとも、格差が大きくなりすぎれば、逆に競争を諦めるプレイヤーも出てくるはずです。

そのため、私が理想とするのは、戦闘能力ではなく、戦闘以外の報酬を充実させる仕組みです。

上位者に強力な武器やスキルを与えてしまうと、結局は同じように格差が広がってしまいます。

それよりも、限定アバターや称号、特別なイベントへの参加権などで差別化した方が、公平な競争を維持しやすいと思います。

上位を目指す価値はあるけれど、上位者だけが一方的に有利になるわけではない。

個人的には、そんなランキング制度が理想的です。

 

現実に導入するなら全国ランキングが理想

もしオーディナル・スケールのようなゲームが現実に登場するなら、ランキングは全国共通にしてほしいと思います。

地域別ランキングにも良さはありますが、やはり全国のプレイヤーと競えることに魅力を感じます。

自分が全国で何位なのか。全国トップのプレイヤーはどれほど強いのか。

こうした情報が分かることで、競争がさらに面白くなると思います。

もちろん、全国ランキングに加えて都道府県別や市町村別のランキングがあってもいいでしょう。

ただし、中心となるのは全国ランキングであってほしいです。

 

避けられない地域格差の問題

一方で、現実世界を舞台にする以上、地域格差は避けられない問題だと思います。

例えば、東京のような人口の多い地域では、大勢のプレイヤーが集まるイベントを開催しやすいでしょう。

しかし、地方では同じ規模のイベントを開催することが難しい場合もあります。

これはARゲームに限った話ではありません。

実際のカードゲーム大会などでも、地域によって参加できる大会の規模や機会に差が生まれることがあります。

参加人数によって獲得できるポイントが変わるような制度であれば、人口の少ない地域が不利になる可能性もあります。

こうした格差を完全になくすのは難しいと思います。

ただし、改善する方法は考えられます。

例えば、全国の複数地域で同じ時間にイベントを開催する仕組みです。

これなら、一つの都市だけにプレイヤーが集中することをある程度防げるかもしれません。

また、ランキングの集計方法についても工夫が必要でしょう。

単純にイベント参加回数が多いほど有利になる仕組みでは、プレイ時間を確保できる人が有利になります。

そのため、一定期間内の最高スコアで競ったり、ランキング対象となる参加回数に上限を設けたりする方法も考えられます。

現実世界を舞台にするからこそ、住んでいる地域やプレイできる時間による有利不利をできるだけ小さくする工夫が必要になると思います。

 

現実世界でモンスターと戦えるARゲームの魅力

ここまではランキング制度について話してきましたが、オーディナル・スケールにはもう一つ、大きな魅力があります。

それが、現実世界でゲームを楽しめることです。

ゲームが好きな人なら、一度くらいはゲームの世界に入ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

私自身も、そうした世界には強い憧れがあります。

オーディナル・スケールのようなARゲームであれば、現実世界にいながらモンスターと戦う体験ができます。

例えば、普段歩いている街に巨大なモンスターが出現し、近くにいるプレイヤーたちが協力して討伐する。

想像するだけでも面白そうです。

 

大型イベントはお祭りのような楽しさがある

特に魅力を感じるのが、多くのプレイヤーが一つの場所に集まる大型イベントです。

例えば、全国の数か所に巨大なボスが出現し、何百人ものプレイヤーが協力して戦うイベントが開催されたとします。

そこには、単にゲームをプレイするだけでは味わえない面白さがあると思います。

それは、お祭りのような一体感です。

同じゲームが好きな人たちが一つの場所に集まり、同じ目標に向かって盛り上がる。

モンスターと戦う楽しさに加えて、イベントそのものを楽しむことができるわけです。

もちろん、日常的に参加できる小規模なイベントがあってもいいと思います。

ただ、私自身は大勢の人が集まる大型イベントの方に、より強い魅力を感じます。

ゲームの世界が現実に広がり、それを多くの人と共有できる。

これこそ、ARゲームならではの魅力ではないでしょうか。

そして、こうした大型イベントと全国ランキングが組み合わされば、さらに面白くなると思います。

全国トップクラスのプレイヤーが集まったり、普段はランキングでしか名前を知らないプレイヤーと実際に顔を合わせたりする機会が生まれます。

ゲームの中で競い合っていた相手と、現実世界で同じイベントを楽しめる。

そんな体験ができることにも、大きな魅力を感じています。

 

まとめ|ランキングが現実世界の価値につながる未来

今回は、『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のランキング制度について考えてみました。

私がこの制度に魅力を感じるのは、順位が可視化されることによって、プレイヤーに明確な目標が生まれるからです。

そして、ランキング上位になることで得られる達成感や承認、報酬も大きな魅力だと思います。

特に、ゲーム内のランキングが現実世界での知名度や評価につながるという可能性には、非常に面白さを感じています。

ゲーム内での実績が社会的なステータスとなり、新しい評価基準の一つになる。

そんな未来も、ゲームが社会全体に普及すれば考えられるのではないでしょうか。

ただし、上位者がさらに強くなる制度には不公平さも感じます。

そのため、個人的には戦闘能力で差をつけるのではなく、称号や限定報酬、イベント参加権などでランキングの価値を高める仕組みが理想的です。

また、オーディナル・スケールの魅力はランキングだけではありません。

現実世界でモンスターと戦えること、そして多くのプレイヤーが集まって大型イベントを楽しめることにも、大きな可能性を感じています。

もしこうしたARゲームが実現したら、私はかなり熱中すると思います。

単にゲームが好きという理由もありますが、現実世界でゲームのような体験ができること自体に、強い魅力を感じるからです。

いつか、現実の街がゲームのフィールドとなり、多くのプレイヤーが同じ場所に集まって冒険する。

そして、ゲームでの活躍が現実世界でも評価される。

そんな未来が実現したら、ぜひ体験してみたいですね。

皆さんは、オーディナル・スケールのようなARゲームが現実に登場したら、どんなランキング制度や報酬があったら面白いと思いますか?

ぜひ意見を聞いてみたいです。

 

参考資料

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 公式サイト|ストーリー・ゲーム設定

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